QIXで動物病院向けに展開する経営支援サービスで取り扱いを開始した、動物病院専用オンライン診察券アプリ「ペットPASS」
飼い主様と獣医師の距離を縮め、より良い動物医療環境を実現するために取り組むべき課題と現状について、ベネッセコーポレーションの西村氏、佐原氏に伺いました。



■ベネッセのペット関連事業とは？


　　生田目：　　 今回は動物病院専用の受付業務効率化サービス「ペットPASS」を開発した株式会社ベネッセコーポレーション執行役員の西村さん、同じくベネッセコーポレーションペッツ事業部の佐原さんにお話を伺います。よろしくお願いします。

　　西村・佐原：　　よろしくお願いします。

　　生田目：　　 ベネッセさんの社名は皆さん知っているとは思いますが、まずはペット業界でどのような事業をされているのかご説明をお願いします。

　　佐原：　　 私たちはペットオーナー様、つまり飼い主様向けに「いぬのきもち」「ねこのきもち」という雑誌を発刊しています。ペットを迎え入れる時の飼い方やしつけ方法などをしっかり伝えるための会員制の直販誌で、「いぬのきもち」は今年で創刊20周年を迎えました。また、雑誌と並行して、ウェブマガジン、スマートフォンアプリなどのデジタル媒体、Instagram、LINE、Facebookなどの各種SNSでも情報発信をしています。

　　西村：　　 他にもサプリメントなどを販売しているECサイト、ペット保険、獣医師とチャット上で健康相談ができるようなサービスなどを展開しています。基本的には病院と飼い主様の距離を縮めるようなサービスの開発が多く、今回紹介させていただく「ペットPASS」もそのひとつです。





　

■ペットPASSとは

　　生田目：　　 今回販売を開始したペットPASSとはどういったサービスなのでしょうか？