ペットの食事について⑦高齢期
維持期を過ぎた7歳以降の時期を「高齢期」と呼びます。
高齢になると運動量が減り、内臓機能や消化機能、基礎代謝も低下してくるため、
1日に必要なエネルギー量は維持期と比較して20%ほど低下します。
加齢にともない歯や顎の力が弱くなることもあるため、
柔らかいものや小粒のものなど与えるフードの形状に配慮する必要があります。
病気や高齢期特有の症状を抱える個体も増えるため、動物病院で療法食を処方されるケースもあるでしょう。
健康状態や治療内容に合わせて、健康維持が期待できる成分を含んだフードを活用するのもおすすめです。