熱中症予防のために必要なこと
犬や猫において熱中症に特に気を付けてあげたい場面は、お散歩時とお留守番時です。
屋外・屋内にかかわらず、快適に過ごせる温度は25℃前後、湿度は50%前後といわれているため、
熱中症予防には高温多湿を避けた環境で生活させることが大切です。
犬のお散歩時には、路面が高温になっていて肉球のやけどの可能性があるほか、
地面からの太陽光の照り返しによって熱中症リスクが高まるため、お散歩のコースと時間帯には注意が必要です。
猫のお留守番時にも、エアコンやひんやりグッズの活用によって熱中症対策を心がけましょう。
また、短頭種と呼ばれるフレンチブルドッグ・パグなどの犬やペルシャ・ヒマラヤンなどの猫は、
鼻が短く口腔の面積が少ないため体温調節が苦手です。
短頭種以外の犬・猫よりも熱中症になりやすいため、より注意が必要だといわれています。