動物の熱中症とは
人と同様に、犬や猫も熱中症になることがあります。
人の場合は全身に汗をかくことで体温調節を行いますが、犬や猫は肉球など一部にしか汗をかくことができないため、
人よりも熱中症対策に気をつけなければいけません。
犬が熱中症になると、舌を出し荒い呼吸をするパンティングや、よだれ、元気がなくなるなどの症状がみられます。
猫の場合も開口呼吸など犬と同様の症状がみられます。
熱中症になってしまったら、まずは応急処置として水道水のシャワーを直接体にかけたり、
濡れタオルを巻いたり食品保冷剤などを用いて体を冷やし、早急に動物病院を受診しましょう。
動物病院では点滴やステロイド剤の投薬などの治療を行いますが、重症の場合には入院が必要となり、命にかかわることもあります。