リハビリが必要となるタイミング
リハビリが必要となるタイミングは、以下の3つです。
1. 整形・神経外科疾患の手術をした場合
2. 先天性や慢性の疾患で手術適応外の場合
3. 加齢にともなう体力低下
1つ目で対象となる疾患は、
「椎間板ヘルニア」「股関節脱臼」「レッグ・カルべ・ぺルテス病」「膝蓋骨脱臼」「前十字靭帯断裂」などがあります。
2つ目で対象となる疾患は、「先天性の関節形成不全」「慢性関節炎」「多発性関節炎」「変性性脊髄症」など、
神経麻痺をともなう疾患も含まれます。
また、シニア犬やシニア猫の体力維持の目的でリハビリを行うこともあります。
リハビリにおいては、関節の可動性の回復だけでなく、全身の筋肉量などのバランス改善も重要だといわれています。
術後あるいは発症から早期にリハビリを開始することが多いですが、必ず獣医師の指示に従って実施することが大切です。